販売店ではもちろん、モデル改良だけではライバル車と対抗できないと見込んでいる。筆者が首都圏近郊の日産ディーラーに出向いて伺ったところでは、値引きや下取り車の価格アップといった施策により、エクストレイルの販売を促進しているようだ。
また各販売店毎に売れ筋グレード・人気色の在庫車も用意。早期の納車も可能にも対応している。在庫といっても、極端に長く売れ残ったようなものはほとんどなく、多くは販売予測に基づき販売店自ら先行発注した車両だから安心して良い。
半導体不足をはじめとする部品供給の滞りが発生し、国産メーカー各社は安定した生産体制の構築に苦慮している昨今。新車の納期も徐々に延びつつある中で、納車の早い新車は販売店・ユーザー双方にとって貴重な存在だ。
また競争の激しい都市部などでは、50万円を超える値引きを得たうえ、付属品のサービスなど厚遇されたというSNSの声もある。他社のSUVを検討中の方でも、今のタイミングで一度日産の販売店にも寄ってみることをオススメする。
「新型も気になるが発売時期もいつになるかわからない。他車を検討中だが、納期や価格が見合えば現行型も比較したい」
そんなライトなスタンスで、一度販売店に問い合わせてみると良いだろう。