ゲームショウはデジタルゲームだけじゃない!(本日二度目)
先ほど、卓上に置かれたロボットをスマホで操作して戦うという戦略ボードゲームを紹介しましたが、今度はVRにカードゲームを組み合わせたデジタルとアナログ混合のテーブルVRゲーム「SPY vs SPY vs SPY vs SPY(スパイフォー)」を紹介します。
UEIソリューションズが開発した「スパイフォー」は、プレイヤーはスパイとなり、VR空間上に展開される研究所に忍び込んだターゲットを、現実のテーブル上に置かれた手配書を元に探しだすスピードを競うという対戦型カードゲーム。
要するに箱型VRスコープを使い、VRと現実を交互にチェックしながら、人相で神経衰弱をするというようなイメージです。実際に体験してみると、ルールはシンプルながら、ポップに描かれたそれぞれの顔の違いが絶妙なのが悩ましいゲームでした。
また、ターゲットと思しき人物を見つけ、回収した手配書は、相手がVRスコープを覗いている間であれば、バレないかぎり盗んでいいというルールなので、じっくりVR空間を覗いている隙がないというのも面白いところ。
テーブルを囲みワイワイ遊ぶアナログゲームならではの楽しさと、VR空間を見回す楽しさがルールとマッチしており、たった数分の説明で、最大4人で楽しく遊ぶことができる手軽さも魅力的なタイトルです。
アナログゲーマーな筆者としては印刷するのは手間だし、何度も遊ぶのに耐えうるカードが欲しいので、カードの発売に期待したい。
東京ゲームショウは9月18日まで幕張メッセで開催中。「SPY vs SPY vs SPY vs SPY」のブースはホール9のB-03となっております。アナログゲーマーの人もそうじゃない人も、この機会に挑戦して、スパイのライセンスを貰ってみてはいかがでしょうか。
source: 東京ゲームショウ, UEIソリューションズ
(傭兵ペンギン)