方々探してみたところ、「imagesnap」というパブリックドメインソフトウェアを発見(リンク)。iSightやFaceTime HD CameraなどMacに映像デバイスとして認識されているカメラがあれば動作する、CUIベースのツールだ。
インストール方法はソースコードをコンパイルするか、以下のとおりHomeBrewでインストールすればOK。HomeBrewの場合/usr/local/binへインストールされるので、パスを通すなどの作業は必要なし、すぐに利用できる。まずは「image snap -l」を実行し、内蔵カメラが認識されていることを確認しよう。MacBook(Air/Pro)であれば、内蔵されているFaceTime HD Cameraのデバイス番号が表示されるはずだ。
Macに向かう自分の顔を撮ったところでうれしくないため、具体的な用途を考えてみたが……タイムラプスムービーの素材にするとか、コマ撮り動画を自作するとか、考えればいろいろありそう。FaceTime HD Cameraの画質はお世辞にもいいとはいえないが、"スクリプトで回す"というスマートフォンやコンデジにはない可能性がMac(のCUI)にはある。あとは、使い手の腕次第、アイデア次第だ。