韓国NEOWIZが開発中のソウルライクアクション「偽りのP(Lies of P /ライズオブP)」。11月19日に初のゲームプレイ映像が公開されると、そのダークかつシビアな世界観、ハードさを感じさせるアクションなどが目を引き、期待の新作として話題となった。
舞台はベル・エポック時代(フランスにおける、19世紀末から1914年の第一次世界大戦開幕までの時代。ベル・エポックはフランス語で「よき時代」。産業が進歩し、万国博覧会が開かれるなど、生活が発展していった華やかさが特徴)。童話「ピノキオ」を新解釈したという世界観のなかで、主人公のピノキオが人間になることを目指す。
「ゼペット爺さんを探せ」とのメッセージをはじめ、機械じかけのおどろおどろしいモンスター、武器を組み合わせる調合システム、改造できる左手「スレイブアーム」、プレーヤーが選択する「嘘」で変化する内容などが特徴となる。
まだ開発中の段階ではあるが、今回韓国メディア向けにNEOWIZへのメールインタビューが実施された。本稿では、そのインタビューの内容をお届けしたい。メディアからの質問は多岐にわたっており、そのボリュームの多さから韓国内での注目の高さが十分に感じられる。
なお本作のジャンル「ソウルライク」とは、フロム・ソフトウェアの「デモンズソウル」、「ダークソウル」シリーズから強く影響を受けたもの。ザコ敵が強い、ボスはもっと強い、死んだらレベル上昇に必要なアイテムがゼロからやり直しなど、高難易度だが達成感の味わえる体験が特徴だ。インタビューのなかでも、本作を「ソウルライク」とした理由についてたっぷりと語られている。
なお「偽りのP」はSteam版のページが開いており、世界で同時リリースが予定。日本語はテキストでのサポートが決定している。音声のサポートも検討中だが、世界観維持のためにテキストのみのサポートになる可能性もある、としている。