米ソニーエレクトロニクスは、CESに先立つ1月7日、2021年に市場投入するBRAVIAのいくつかを発表した。発表はあくまでアメリカ市場に向けたものだが、例年のことを考えると、その要素の多くを搭載した製品が日本でも発売になっている。
では、今年のBRAVIAはどうなるのだろうか?
特に気になるのは、ハイエンドモデルに搭載される新しい画像処理エンジン「CognitiveProcessor XR」だ。プレスリリースや同時に公開された動画を見ても、表現が詩的……というか曖昧でよくわからない。
XRを搭載した「BRAVIA XR」は具体的にどういうものになるのだろうか?
そして、2020年の市場分析から、ソニーはどのようなテレビを今年提供しようとしているのだろうか? 担当者に聞いた。
ご対応いただいたのは、ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ TV事業本部 商品企画部 統括部長の鈴木敏之氏だ。