ARでのMicrosoftとの提携について発表するQualcommのクリスティアーノ・アモンCEO
米Qualcommは1月4日(現地時間)、CES 2022の基調講演で、AR分野での米Microsoftとの提携を発表した。「両社はメタバースを信じており」、Qualcommは「電力効率が高く軽量なARメガネ」向けのARチップの開発などでMicrosoftと協力していく。 このチップは、Microsoft MeshとQualcommのSnapdragon Spaces XRの両方のプラットフォームに統合していく計画だ。 Snapdragon Spaces XRは昨年11月に発表されたARメガネ向け開発プラットフォーム。Unity Software、Epic Games、Ninanticなどの開発者に提供しており、今春に一般公開される見込みだ。 Microsoftは2019年2月リリースのARヘッドセット「HoloLens 2」でQualcommのSnapdragon 850を採用している。 Qualcommは2019年12月にXR(VR、AR、MRの総称)プラットフォーム「Snapdragon XR2 5G」と米NianticとのARメガネ開発提携を発表している。米Meta(旧Facebook)のVRヘッドセット「Oculus Quest 2」はSnapdragon XR2搭載だ。
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