配信
ニコン Z 9 ボディ
ショッピングサイト「ヨドバシ・ドット・コム」と全国24店舗のヨドバシカメラでの売れ筋を集計した2月上期の「デジタル一眼カメラ」ランキング。対象期間は、2022年2月1日～2月15日。「デジタル一眼カメラ」2022年2月上期ランキングの詳細を写真で紹介オミクロン株の全国的な拡大もあって、3年ぶりに予定されていたCP+2022のリアル会場イベントは中止が決定。各地で大雪の便りも聞かれた2月上期のランキングでトップに立ったのは、前回に続いてニコン「Z 9」。供給不足を抱えながらも連覇を果たした。メーカー別ではソニーが3機種4モデルと、こちらも供給不足を抱えながらもトップ。ニコンとキヤノンがそれぞれ3機種で続き、3社の競争は睨み合いの様相を呈している。今回もランクインしたすべてがミラーレスカメラで、フルサイズ機が8機種9モデル、APS-C機が1機種となっている。CP+シーズンに突入し、新機種の登場も見え始めてきてはいるものの、まだまだ先が見えないのが世界的な半導体不足。カメラにとっての雪解けは、もう少し先になりそうだ。■供給不足を抱えつつニコン「Z 9」が連覇ヨドバシ・ドット・コムで、次回の入荷が11月とアナウンスされていたニコン「Z 9」だったが、トップの座を死守して連覇を達成した。ニコン勢は6位に「Z fc 16-50 VR SL レンズキット」、10位に「Z 6II」と、3機種がランクイン。前回10位の「Z 50 ダブルズームキット」はランク外となったものの、「Z 6II」の復帰はうれしい結果だ。次回は「Z 9」の順位はもちろん、どんな機種がランクインしてくるのかにも注目したい。■ソニーは前回2位の「α7 IV」に代わってシネマカメラが再ランクイン2位と3位はソニー勢。2位にはCinema Lineの「FX3」、3位には「α7 III」が並んで、首位の「Z 9」に迫る。さらにソニー勢は5位「α7 III レンズキット」、7位「α7S III」と3機種4モデルがランクインするも、前回2位の「α7 IV」は供給不足からランク外という結果となった。ヨドバシ・ドット・コムでの入荷予定は3月上旬とアナウンスされており、深刻な供給不足がいつ解消されるのか、まだ先が見えない。■キヤノンはフルサイズミラーレス3機種が踏ん張りを見せるキヤノン勢のトップは4位の「EOS R5」。「EOS RP・RF24-105 IS STM レンズキット」が8位、「EOS R6」が9位で、今回もフルサイズ3機種がトップ10入りを果した。ただ、主力機である「EOS R6」が前々回の1位から、前回7位、今回9位と少しずつ順位を落としているのが気になるところ。このままランク外にならないことを祈りたい。供給不足から姿を消している「EOS R3」の復帰まで、フルサイズ3機種で踏ん張れるかどうか、キヤノン勢の粘りが注目される。データ集計期間 : 2022年2月1日～2月15日第1位 ニコン Z 9 ボディ第2位 ソニー FX3 ボディ第3位 ソニー α7 III ボディ第4位 キヤノン EOS R5 ボディ第5位 ソニー α7 III レンズキットボディ ＋ FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS第6位 ニコン Z fc 16-50 VR SL レンズキットボディ ＋ NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR第7位 ソニー α7S III ボディ第8位 キヤノン EOS RP・RF24-105 IS STM レンズキットボディ ＋ RF24-105mm F4-7.1 IS STM第9位 キヤノン EOS R6 ボディ第10位 ニコン Z 6 II ボディショッピングサイト「ヨドバシ・ドット・コム」およびヨドバシカメラ全国24店舗での売れ筋ランキングを発表する「ヨドバシカメラ売れ筋ベストテン」。「デジタル一眼カメラ (一眼レフ＋ミラーレス一眼)」「コンパクトデジタルカメラ」「デジタル一眼カメラ用交換レンズ」3カテゴリーでの販売状況を、毎月上期と下期の2回に分けてお届けします。
柴田 誠
