Slackの新機能を使うと、無駄な会議が減る理由
リモートワークによって学んだことがあるとしたら、多くの会議が不要で、あまりにも面倒だということです。(同じ部署やチームのメンバーが違うタイムゾーンにいる場合は特に)共同作業が必要なアジェンダでなければ、ほんの数分しか必要ないことも多いです。そういう意味でSlackは、「この会議はメールでもよかったんじゃないか」問題を解決してくれるツール。そして先日、その解決法となる機能「クリップ」が発表されました。クリップの機能を使うと、最長3分間の音声や動画(画面共有含む)を録音・録画でき、そのクリップをダイレクトメッセージ(DM)やチャンネルで送信できます。動画のクリップには、自動的に書き起こし、キャプションをつけるオプションがあります。クリップは、仕事関連のコミュニケーションを第1の目的としてつくられているかもしれませんが、楽しく遊ぶこともできます。ただし、SnapchatやInstagramのストーリーのようなものではない、ということは覚えておいてください。会社が、すべてのSlackメッセージなどに適用しているのと同じルールで運用され、自動的に消えたり、期限切れになることはありません。
デスクトップアプリで動画のクリップを作成するには、新規メッセージか、クリップを送信したいDMまたはチャンネルを開きます。1. カメラアイコンをクリックし、共有したい画面を選びます(画面録画をする場合)。また、通常の動画の録画から始めたい場合、録画の途中で画面共有を追加することもできます。2. 録画を開始する時は「録画」を、録画を終えたい時は「録画を停止」をクリックします。3. 「次へ」をクリックし、必要であればメッセージを追加します。4. Returnキーを押すもしくは、紙飛行機のアイコンをクリックし、クリップを送信します。録音・録画用に別のカメラやマイクを選択しなければならない場合は、「設定」で選択することができます。(歯車アイコンをクリック)ブラウザのSlackも、モバイルのSlackでも同じような手順です。iOSでは、カメラアイコンをタップして、「動画 > 録画」を選びます。クリップを撮り終えたら、「録画 > 動画を使用」をタップし、メッセージを追加して送信します。Androidでは、カメラアイコンをタップし、続いてビデオカメラのアイコンをタップします。「録画」をタップして録画を開始し、「録画」を再度タップすると録画が終了します。それから、「添付」をタップし、メッセージを追加して送信します。動画のクリップでキャプションを利用したい場合は、再生中に「CC」アイコンを選びましょう。(動画の3つの縦線をクリックして)書き起こしを読むこともできます。
デスクトップアプリで音声のクリップを作成するには、マイクのアイコンをクリックし、録音を開始します。録音が終わったら、チェックマークをタップし、メッセージを追加して送信します。モバイルアプリで音声のクリップを作成する手順は、動画のクリップを作成するのとほぼ同じで、マイクのアイコンを長押しして録音するだけです。カメラやマイクのアイコンが見つからない場合は、まだクリップが使用できないのかもしれません。また、このクリップ機能は有料プランのみ利用できます。Source: slack.com