Shiftallは、VRヘッドセット「MeganeX(メガーヌエックス)」、ウェアラブル冷温デバイス「Pebble Feel(ぺブルフィール)」、メタバース対応音漏れ防止機能付きマイク「mutalk(ミュートーク)」の3製品を発表。発売時期は、「MeganeX」「Pebble Feel」が2022年春、「mutalk」が2022年夏を予定している。
同社では、新たなVR向け製品を発表し、より本格的にメタバース事業へと参入するという。今回発表する3製品はパナソニックと協業開発し、Shiftall製品として発売する。
■VRヘッドセット「MeganeX(メガーヌエックス)」
SteamVRに対応した高解像度・軽量のVRヘッドセット。「軽さ」を追求しており、約250g(ケーブル部除く)を実現することで、ヘビーユーザーにも快適なプレイ環境を提供するという。
また、メガネ型のスピーカー内蔵の折りたたみフレームを採用し、携帯性にすぐれる。リフレッシュレート120Hzで駆動する5.2K/10bit HDRのマイクロOLEDディスプレイを搭載し、高い映像体験を実現。6DoFに対応し、SteamVR対応のさまざまなVRアプリケーションをプレイできる。
解像度は5.2K(2560×2560ドット×2)を採用。接続方式は、DisplayPort Alternate Mode on USB-CまたはDisplayPort+USB 2.0(付属のインターフェイス変換BOXを利用した場合)。
販売予定価格は100,000円未満。
■ウェアラブル冷温デバイス「Pebble Feel(ぺブルフィール)」
小石(Pebble)のような手のひらサイズのデバイスに高性能ペルチェ素子を搭載し、人体を温めたり、冷やしたりできるパーソナル・エアコン。専用シャツと組み合わせることで、人体との接触部分(首元)を瞬時に冷却・加熱することができる。
また、専用のSteamVR用アドオンを利用することで、VRChatのようなメタバース空間において、寒さ・暑さを体験することが可能。既存のシェーダーを用いることで、誰もが簡単に体感温度を指定したワールドを作成できる仕組みもあわせて提供するという。
さらに、メタバース目的のほか、暑い日に涼んだり、寒い日に温まるための道具として利用することも可能だ。
主な仕様は、ヒート&クールプレート部温度が最低9度/最大42度(25度の環境において)、10000mAhのモバイルバッテリー使用の動作時間が約15時間(冷却モード「中」の場合)/約25時間(加熱モード「中」の場合)。
対応OSは、Windows(SteamVR)/iOS/iPadOS/Android。通信方式は、Bluetooth 5.0 Low Energy。
販売予定価格は20,000円前後。
■メタバース対応音漏れ防止機能付きマイク「mutalk(ミュートーク)
自分の声をまわりに聞こえにくくする、音漏れ防止機能付きのBluetoothマイク。メタバースやオンラインゲームのボイスチャット時に使用できる。
また、専用のバンドで顔に固定することが可能で、両手がふさがっている状況でもハンズフリーで会話でき、大声でボイスチャットしても家族や隣人に迷惑をかけることがないという。
さらに、ビジネス用途での利用も想定し、ストラップを外すと、話したい時だけ口に当てる使い方が可能だ。静かなオフィスやカフェなどのオープンスペースで電話会議をしても、周りに迷惑をかけたり、内容を聞かれてしまうことがないという。
対応OSは、Windows/macOS/iOS/iPadOS/Android。通信方式は、Bluetooth 4.2 BR/EDR(HSP、HFP 1.7)。動作時間は10時間連続利用可能。充電方式はUSB Type-C。
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