クボタは1890年の創業以来、食料、水、環境の領域で、社会になくてはならない製品、サービスを世に送り出し続けてきたとする。また、2021年には長期ビジョン「GMB(Global Major Brand)2030」を発表し、その中で「豊かな社会と自然の循環にコミットする“命を支えるプラットフォーマー”」を目指すことを掲げている。
さらに、「農家の農業経営の中心は機械ではなく、作物や家畜をいかに育てるかである。農業機械は、必要な時に、必要な機能を発揮してこそ経営に役立つ。それが一番重要である。お客さまの立場になって考える『On Your Side』にクボタ全体で取り組みたい」としたほか、「社会の課題が多様化し、さまざまな技術革新が起こる中、農業ソリューションを提供する会社を目指す。『地ベタのGAFA』を目指したい。クボタは日本の農家に育ててもらった。日本の農業が一番の基盤である。クボタが世界で培った開発力、調達力、供給能力を活用し、日本の農家にソリューションを提供したい」と語った。