Honorは、非常に強力なカメラを搭載したフラッグシップスマホの「Honor Magic4」シリーズを発表しました。
Index
Honor Magic4シリーズはいずれもSoCにSnapdragon 8 Gen 1を搭載。性能は非常に強力になる反面、熱問題が多く伝えられており心配になりますが、VC液冷システムと大型グラフェンで効率的に冷却するとしています。メモリは8GBから12GB、ストレージは256GB/512GBを用意。
ディスプレイは6.81インチのフルHD+(2848×1312)有機ELで1-120Hzの可変リフレッシュレートに対応、先代同様画面端部が大きくカーブしています。また10億色の表示やHDR 10+、IMAX ENHANCED認定などを通過。独立したディスプレイチップセットを備え、インカメラはHUAWEI P40などと同様に丸薬型。
Honor Magicシリーズの最も大きなポイントといえる非常に強力なカメラも継承。構成は5000万画素の広角と同じく5000万画素の超広角に6400万画素のペリスコープカメラ、フリッカーセンサーとdTOFセンサーを備えます。ペリスコープカメラは光学3.5倍、デジタル100倍までに対応し、先代同様IMAXとコラボしてLOG形式での録画がサポートされます。
インカメラは先述の通り丸薬型で1200万画素の広角カメラと深度測定センサーを備え、iPhoneライクな本格的で精度の高い顔認証が行えます。
ディスプレイが6.81インチとかなり大柄なMagic4 Proですが、体感の大きさを抑えるためか丸みのある外観となっています。左右端のディスプレイがカーブしているほか上下のベゼルも非常に薄く、画面占有率はiPhoneやGalaxy S22 Ultraを大きく凌駕する93%。
本体色はシアンとゴールド、ブラックの三色。背面デザインはMagic3 Proと同様にシンプルですがその分非常に巨大なカメラバンプの存在感が際立ちます。
バッテリーは4600mAhで有線100Wの急速充電に対応するだけでなく、無線も同様に最大100Wの急速充電のサポートを歌います。ワイヤレス充電では最大15分で50%の充電が可能であるとしていますが、100Wでこのスピードはかなり遅い印象。防水防塵のIP68規格を取得しています。
Honor Magic4は外観や画面サイズこそ同じものの、様々な面のスペックが抑えられています。ディスプレイは6.81インチの有機ELですが解像度が2664×1224へと低下、またディスプレイチップは搭載せずインカメラは1200万画素の単眼で上部中央へと移動しています。
カメラは5000万画素の広角と5000万画素の超広角、フリッカーセンサーに光学5倍の望遠カメラを搭載しますが800万画素と画質が大幅低下。
バッテリーは4800mAhで66Wの急速充電に対応しますがワイヤレス充電には非対応。完全防水はなくなりIP54止まりとなります。
本体色はブラックとシアン、ゴールドとホワイトの4色。構成はメモリ8GB/128GBから12/512GBまで4種類が用意されています。
価格はHonor Magic4が899ユーロ(11万円)、Honor Magic4 Proが1099ユーロ(14万円)からとなっています。いろいろと不安定なご時世ではありますが、グローバルで正規販売してほしいところです。
スペックは以下の通り。