◆プロボクシング ▽IBF世界スーパーフェザー級(58・9キロ以下)王座決定戦12回戦 尾川堅一―アジンガ・フジレ(11月27日=日本時間28日、米ニューヨーク マディソンスクエアガーデンHuluシアター)
【ニューヨーク(米国)27日=宮田有理子通信員】IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦の当日計量が27日、ニューヨーク市内のホテルで行われ、同級3位・尾川堅一(帝拳)は139・2ポンド(約63・1キロ)、同級2位のアジンガ・フジレ(南アフリカ)は137・4ポンド(約62・3キロ)でともにクリアした。IBFの当日計量では、10ポンド(約4・53キロ)未満の増量まで認められる。
26日(日本時間27日)に行われた前日計量では、尾川はリミットから300グラム軽い58・6キロ(129・4ポンド)、フジレも58・7キロ(129・6ポンド)でパスした。
帝拳ジムのホームページでは、当日計量をパスした尾川が「昨日、お腹いっぱい食べて、今朝起きてから測り、問題なく10ポンド以内におさまりました」とコメント。前夜は早めに就寝し「結構ぐっすりと眠ることができました」という。「これから気分良く過ごして、軽めの食事を摂(と)ります。この良い状態をキープしていけたらと思います」などと意欲を示した。
戦績は尾川が25勝(18KO)1敗1分け1無効試合、フジレが15勝(9KO)1敗。