自宅でのオンライン会議や写真・動画撮影などのシーンで、今とても注目されている「リングライト」。リングライトを使用すると顔に影が落ちにくくなり、瞳にキャッチライトが入るので相手にとても良い印象を与えられるアイテムです。
オンライン会議やスマホでの自撮りでリングライトを活用したいなら、リングサイズ8インチ以下のクリップ式やスタンド式の卓上リングライトがおすすめです。ストリーミングなどの本格的な動画撮影に使うなら、広範囲を明るく照らせる10インチ以上の三脚タイプが向いています。
用途によって、最適なリングライトを選ぶために、この記事では、リングライト選びのポイントや使用メリット、種類の解説とともにおすすめのリングライト15選をご紹介します。リングライトの活用方法も解説していますので、ぜひお役立てください。
■この記事の監修者
畠中宏基さん家電・ガジェット大好きな戦うWebライター。ミリタリーやオカルトモノも好き。休日は本屋と家電量販店を散策しつつ情報収集するのが趣味でメーカーの新製品などの新しいモノに目がない。でも好きなパソコンはX68000。■目次リングライト選びのポイント–リングライトとは–リングライトを使用するメリット–リングライトの種類–リングライトの選び方おすすめリングライト15選リングライトの活用方法–写真、動画の撮影–オンライン配信–オンライン会議使用目的に合ったリングライトを選びましょうImage:Shutterstock
はじめにリングライトを使用するメリットや種類、選び方などの基本的な知識から、具体的な選び方までをご説明します。丸い輪の形をした小型から中型のLED照明器具を「リングライト」と呼びます。最近では室内でスマホやデジカメを使って撮影する際、自分の姿の不必要な影を飛ばし、広くムラなく光を当てる目的で活躍しています。
近年、自宅でテレワーク時にオンライン会議を行ったり、動画を配信したりした経験のある方もいるのではないでしょうか。その際、カメラに自分の姿を明るく映せる自撮り用の撮影ライトとして、リングライトは女性だけでなく男性にも注目されています。
リングライトを使う最大のメリットは、人を明るくきれいに撮ることができることです。近距離に大きな光源を設置できるため、肌の細かい影を消すことができ、滑らかな肌を表現できるのです。均一で広範囲に光を当てるのでバストアップや近距離での撮影に相性がよく、Webカメラでの自撮りなどで活躍します。
リングライトを使わず天井からの明かりだけで撮影してしまうと、顔の下半分に影ができてしまい、暗く疲れているような印象を相手に与えがちです。しかし顔全体を均一で広範囲に明るく照らした映像なら、相手に表情がはっきり伝わり、印象も良くなります。
カメラや編集ソフトで明るさは調節できますが、どうしても映像にノイズがのって高画質な映像を撮影できません。それより照明機材で均一に明るく照らした方がカメラのISO感度を低く設定でき、とても効率的に高画質な映像を撮影できるのです。
見逃せないポイントが、目の前にライトを置くため、目にキャッチライトを作れることです。キャッチライトとは瞳に映る光の点であり、これがあると瞳がとても魅力的に見えるため、生き生きとした印象を相手に与えられるでしょう。なお、このキャッチライトをハート型にするためのハート型リングライトも存在します。さらに、ほとんどのリングライトはLEDライトのため、「省エネ」というメリットも見逃せません。電気代が節約できるほか、消費電力が少ないためバッテリー駆動で屋外に持ち出すことも可能です。
「クリップタイプ」
特徴はノートパソコンのふちや家具など、さまざまなものに挟んで設置できること。挟むことさえできれば設置箇所の自由度はとても高く、アイディア次第で色々な使い方が可能です。コンパクトな製品も多く、普段は邪魔にならない場所に置いておいて、必要なときだけ取り出して使うといった使い方にも向いています。
リングの大きさは6インチ以下の小型タイプが主流。しっかり広範囲に光を当てるより、顔などに向けてスポット的に光を当てるタイプのライトです。クリップ部分の内側にラバーが付いているタイプを選べば、使用した際に傷がつきにくく、ズレの心配も少ないので安心して使えるでしょう。リモートワークでのオンライン会議などの際、さっと取り出して簡単に設置したいと考えている方におすすめです。
ただし注意点として、サイズが小さい分だけ光量が足りないため、ライトとの距離を意識しましょう。卓上に置いて、座ったままの撮影などでは問題ありません。しかし、椅子から立ち上がって少し後ろに下がるなど距離を開けてしまうと、光量不足で効果が期待できなくなってしまいます。
「三脚タイプ」
Image:Shutterstock
三脚に固定し、床や机の上に設置して使用するリングライト。主流といえるタイプで、カメラをしっかり固定して撮影したいときに便利です。小型で簡易型が多いほかのタイプよりリングサイズが大きいので、均一な光を広範囲に照らすことが可能。撮影時、相手へより好印象を与えることが期待できるタイプでしょう。注意点としては、ほかのタイプと比べてリングサイズが大きく、スタンドも本格的なものが多いので重いことです。設置にもほかのタイプよりも時間がかかるため、持ち運ぶ機会が多い方は、ほかのタイプを選んだ方が良いでしょう。
使用頻度が高い方や、安心感のあるしっかりとした照明効果が欲しい方におすすめです。
「スマホ取り付けタイプ」
Image:Shutterstock
スマホの上部に付いている、インカメラ付近に直接取り付けるタイプのリングライトです。基本的にはクリップタイプと同じですが、スマホに合わせてさらに小型化されています。リングサイズは小さく適正距離が短くなってしまいますが、スマホのインカメラを使った撮影距離なら問題なく使用できるでしょう。使用用途としては、スマホを使った写真撮影や動画配信で活躍します。サイズが小さく軽いため、あまり本格的に機材を揃えなくても良いと考えている方、外出時にカバンからリングライトをさっと取り出して気軽に自撮りしたいという方におすすめです。
ただしスマホに取り付けるため、スタンドを使わないかぎり片手がふさがってしまう点に注意してください。両手を使う作業をしながらの撮影ではなく、SNSなどに投稿する写真撮影などに向いているでしょう。
いざリングライトを購入しようと思っても、どれを選んだらいいのか迷ってしまうかもしれません。リングライトを選ぶ際には、使用する用途によって必要となるサイズや機能が異なる点に注意してください。そのため、ご自身が使用する用途を再確認しておきましょう。
たとえば「スマホや小型のデジカメで手軽に自撮りを楽しみたい」、あるいは「SNS用に写真を撮影したい」といった用途なら、リングサイズ8インチ以下のクリップ式やスタンド式の卓上リングライトがおすすめです。8インチ以下のサイズなら、リモートワーク時にオンライン会議でも活躍してくれるでしょう。
机の上にちょうど置ける小型のスタンドタイプで、さらにアームが自由に動かせるタイプならば、角度の調整も簡単に行えます。また、リング内部にスマホやカメラを設置して簡単に撮影をすることも可能です。机の横にちょうどよい家具などがあれば、クリップタイプを選んで設置するのもいいでしょう。
ある程度しっかりした設備で、ストリーミングなどの本格的な動画を撮影するなら、リングサイズ10インチ以上のモデルをおすすめします。大きな光を広範囲に当てられるので、顔だけでなく全身を隅々までしっかりきれいに撮影できるでしょう。小型モデルより価格は高くなりますが、その分だけ多機能になり、より細かに光量や色温度を調節できます。自分の理想の姿を撮影したいのなら、10インチ以上のモデルを選びましょう。
用途によりますが、リングライトを選ぶ際には、ライトが大きい方がより広範囲に光を当てることができるので、顔やアゴの下にできてしまう不必要な影を打ち消すことができます。体の隅々まで明るく映し出すことができるのです。
ただし、ただ大きければ良いというわけではありません。手早く設置したり片付けたり、気軽に外に持ち運びたいなどの用途では、小さいサイズのライトの方が活躍できるでしょう。
そして注意してほしいのが、ライトが大きくなるとそれだけまぶしくなってしまうという点です。まぶしさでしかめっ面をした状態で撮影してしまうと、それを見た相手に良い印象を与えられません。
それを防ぐためには、調光機能がとても重要になります。しっかりと広範囲を照らし、まぶしくなく、肌が白飛びしない程度の明るさを目指しましょう。
製品によっては、白っぽい色やオレンジ色っぽい色の光を出すものがあります。LED電球の前にその色のついたフィルターが取り付けられたものもあれば、色温度で細かく設定できるものなど製品によって方式は多様です。
ビジネスシーンで使うなら、白っぽいライティングの方が相手にクールな印象を与えられます。これに対してプライベートでは、オレンジ色の光の方が相手に健康的で親しみのある心象を与えることができるでしょう。
ここでは値段順に、おすすめリングライトを15種類取り上げてご紹介します。人気のあるモデルやコスパの高いモデルなど、多様な製品をラインナップしました。ご予算や目的に合わせて、自分にぴったり合ったリングライトを選ぶための参考にしてください。
2,000円以下で買える格安リングライト。リングライトが気になっていて、初めて購入を検討されている方がお試しで買うのにぴったりな製品ではないでしょうか。安くても機能が貧弱というわけではなく、72個のLED電球で顔を明るく照らします。色温度も2700Kから5500Kまで調整可能。クリップ式で好きな場所に取り付け自由です。輝度調整も9レベルで調整でき、値段を感じさせない多機能なモデルになっています。
・商品情報
メーカー名 | ENEGON |
光色 | 暖かい、自然光、冷たい |
種類 | クリップタイプ |
付属品 | 本体、2mのUSB電源ケーブル |
サイズ | ライトサイズ:6インチ |
参考価格 | 現在のAmazon参考価格¥1,999※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。 |
パソコンの周辺機器を手広く展開している、サンワダイレクトが発売している小型のリングライトです。家電量販店などでもよく見かけるメーカーなので、安心感があるでしょう。直径9cm・重量54gでスマホに取り付けての撮影も可能。USB充電で連続使用時間は約90分です。ノートパソコンでのオンライン会議や、スマホを使った自撮りなどに最適な小型リングライトといえます。その他にも、アイディア次第でさまざまな用途に使えます。
・商品情報
メーカー名 | サンワダイレクト |
光色 | 暖白色、白色、暖色 |
種類 | クリップタイプ |
付属品 | 本体、充電用microUSBケーブル |
サイズ | 直径9cm、重量54g |
参考価格 | 現在のAmazon参考価格¥2,000※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。 |
TARION製8インチのクリップ式リングライトです。ほかのライトとの違いはフレキシブルアームを使用しており、自由なアングルからのライティングが可能という点。給電方式はコントローラー付きUSBケーブルで行い、メタル式クランプでしっかり固定できます。フレキシブルアームは35cmから55cmまで伸縮でき、より高い位置から光を当てることが可能。スマホでライブ配信をしてみたい方におすすめのリングライトです。
・商品情報
メーカー名 | TARION |
光色 | 白色、混色、暖色 |
種類 | クリップタイプ |
付属品 | 本体、2mのUSB電源ケーブル |
サイズ | ライトサイズ:8インチ |
参考価格 | 現在のAmazon参考価格¥2,180※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。 |
Amazonの売れ筋ランキングでも上位に入る、とても人気のあるライトです。使いやすいサイズ感でクリップ式のUSB給電。3色モードで10段階調光機能と、基本的なスペックをきっちり抑えた作りでこの値段には高い評価もうなずけます。オンライン会議や動画配信など、多用途で活躍してくれるでしょう。
・商品情報
メーカー名 | VAGROO |
光色 | 白色、中間色、電球色 |
種類 | クリップタイプ |
付属品 | 本体、2mのUSB電源ケーブル |
サイズ | ライトサイズ:6.3インチ |
参考価格 | 現在のAmazon参考価格¥2,198※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。 |
1800mAhのバッテリーを内蔵したリングライトです。USB接続で充電可能、バッテリー不要で最大10時間まで使用できます。スマホホルダーはリング中央に1つ、スタンドに2つ取り付け可能。スマホを2台使って片方で配信、片方でコメントを確認するなどの多彩な配信スタイルが実現できます。折りたたんで小さくまとめられるので、使い終わった後の収納や屋外での撮影にも対応。スマホを使って色んなスタイルの配信を行ってみたい方におすすめです。
・商品情報
メーカー名 | Jevogh |
光色 | 白色、ミックス、暖色 |
種類 | クリップタイプ |
付属品 | リングライト、三脚スタンド、フォーンホルダー、ボールヘッド |
サイズ | ライトサイズ:6.3インチ重量:1.2kg |
参考価格 | 現在のAmazon参考価格¥2,198※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。 |
低価格帯の中では少し大きい、10インチのリングライトです。128個のLED電球で広範囲に明るく照らし、本体素材は放熱のことも考えた、質感の高いアルミニウム合金シェルを使用しています。大きなライトを支える三脚は頑丈かつ軽量なアルミ製で、安定感のある撮影が行えるでしょう。高さは70cmから134cmまで調整でき、さまざまなシーンで使えます。スマホホルダーとタブレットホルダーを両方備えているので、たとえばタブレットで配信しつつスマホで確認するといった使い方も可能です。仕事用などでワンランク上のリングライトを、できれば安く手に入れたい方におすすめします。
・商品情報
メーカー名 | ELEGIANT |
光色 | 温かい、ナチュラル、コールド |
種類 | 三脚タイプ |
付属品 | スマホホルダー付き本体、マニュアル、リモコンシャッター、タブレットホルダー、三脚スタンド |
サイズ | ライトサイズ:10インチ |
参考価格 | 現在のAmazon参考価格¥2,399※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。 |
10インチのリングライトに、三脚スタンドと卓上スタンドがセットになった製品です。良質なABS素材を使用し、軽量で丈夫な素材で作られています。三脚スタンドは直径16mm、頑丈な金属製で安定感のある撮影が可能。120個のLED電球で顔を明るく照らします。スタンドは35cmから120cmまで調整でき、しっかりとした機材でストリーミング撮影を始めてみたい方におすすめです。
・商品情報
メーカー名 | Amconsure |
光色 | 白、ミックス、暖色 |
種類 | 三脚、卓上タイプ |
付属品 | 本体、雲台、卓上スタンド、三脚スタンド、取扱説明書 |
サイズ | ライトサイズ:10インチ |
参考価格 | 現在のAmazon参考価格¥3,280※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。 |
TARION製11インチのリングライトです。リングライト本体とスマホホルダー、そしてシャッターリモコンがセットになっていて、多様な撮影シーンに対応できます。3色の光と10段階の調光機能を備えており、より近距離から広範囲に被写体を照らすことが可能。安定感のある三脚は頑丈な作りでしっかり撮影機材を支えます。高品質な撮影環境を高コスパで手に入れたい方におすすめです。
・商品情報
メーカー名 | TARION |
光色 | 白色、混色、暖色 |
種類 | 三脚、卓上タイプ |
付属品 | 本体、三脚、スマホホルダー、卓上ミニ三脚、コールドシュー、リモコン |
サイズ | ライトサイズ:11インチ |
参考価格 | 現在のAmazon参考価格¥3,580※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。 |
面倒な組み立てがいらない、本体ライトやスタンド部分が一体式となった折りたたみタイプのリングライトです。3色モードで10段階の調光機能を備えており、多彩なライティングが楽しめます。三脚やスマホホルダー、雲台も不要で簡単に設置可能。省スペースで持ち運びにも便利でしょう。ロック機能が付いているスタンドは高さ58cmから171cmまで展開でき、バッテリー駆動でさまざまなシーンで活用できます。
・商品情報
メーカー名 | TARION |
光色 | 白色、暖色、混色 |
種類 | スタンドタイプ |
付属品 | 一体式リングライト、USBケーブル&コントローラー |
サイズ | 直径:約29cm 高さ約5.8cm伸縮高度:約58cm~171cmライトサイズ:11インチ |
参考価格 | 現在のAmazon参考価格¥3,680※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。 |
自作パソコンの電飾などにも使われている、RGBLEDを使用したLEDライトです。ほかでは見かけない12インチの楕円形リングライトはバスケットボールよりも大きく、通常のライトよりさらに広い範囲で被写体を照らせます。明るさの調整は無段階で、ブルートゥース接続のシャッターリモコンも付属。RGBモードでは15色のカラーを切り替えて使用できます。大型のリングライトは複数人数での撮影や動きのある撮影にぴったり。さらに光量を活かし、少しライトを離して使うといった使い方にもおすすめです。
・商品情報
メーカー名 | A-TION |
光色 | 3色モード&15色のRGBモード |
種類 | 三脚、卓上タイプ |
付属品 | 本体、ブルートゥースリモコン、通常タイプのリモコン、スマホスタンド2種、ユニバーサルヘッド、雲台、卓上スタンド、三脚、収納バック |
サイズ | ライトサイズ:12インチ |
参考価格 | 現在のAmazon参考価格¥3,999※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。 |
2つのリングライトで構成される独特なリングライトです。2人でのオンライン配信でお互いを照らしたり、1人での撮影で左右から光を当てたりするなど、より広く均一な光で、影のないきれいな映像を撮影できます。8インチの2枚構成ですので、写真撮影やオンライン会議などよりは、動画配信やライブ配信などに適したライトといえるでしょう。スタンドや土台は金属製なので、あまり持ち運んでの撮影には向きません。
・商品情報
メーカー名 | Evershop |
光色 | 暖光、自然光、冷白光 |
種類 | スタンドタイプ |
付属品 | リングライト2つ、鉄製スタンドベース、金属製スタンド2本、充電USBケーブル2本、スマホスタンド、スマホホルダー、 |
サイズ | ライトサイズ:8インチ |
参考価格 | 現在のAmazon参考価格¥4,380※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。 |
スタンダードな構成のリングライトで、10段階の明るさ調整と3000Kから6500Kまでの色温度の調整ができます。光の色はクールとナチュラル、ウォームの3色。スマホとリングライトを支える部分は360度の調整が可能で、真下や真横などで固定する使い方にも対応しています。机や床などで利用できるスタンドは43cmから135cmまで調整でき、より高品質な製品を求めている方におすすめです。
・商品情報
メーカー名 | ESR |
光色 | クール、ナチュラル、ウォーム |
種類 | スタンドタイプ |
付属品 | リングライト、三脚スタンド、フォーンホルダー、ボールヘッド |
サイズ | ライトサイズ:10インチ25.7×25.7×2.15cm;1.02kg |
参考価格 | 現在のAmazon参考価格¥4,599※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。 |
12インチの大型リングライトです。白色から暖色まで無段階の調整が行えるほか、色温度も3000Kから6000Kまで調整できます。スマホホルダーのほかにiPadホルダーも付属し、大きな画面で撮影状況を確認することが可能。簡単にタッチ操作で使えるほか、離れた場所からはリモコンでも操作でき、たとえばソファーに腰掛けたままの撮影なども実現できます。通常はコンセントからの給電ですが、USB充電ポートもあり屋外に持ち出して使用できるのもうれしいポイント。スマホを使って、バッテリー残量を気にしない長時間の配信を行いたい方におすすめです。
・商品情報
メーカー名 | Tocorpie |
光色 | 無段階調節 |
種類 | スタンドタイプ |
付属品 | リングライト、三脚スタンド、タブレットスタンド、スマホスタンド、ACアダプター、取扱説明書 |
サイズ | ライトサイズ:12インチ |
参考価格 | 現在のAmazon参考価格¥4,680※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。 |
18インチの超大型リングライト。Amazonでも人気の高い製品です。色温度は2700Kから5500Kまで変更可能。無段階調光で、幅広い補光ニーズを満たしてくれるでしょう。スタンドは162cmまで延長でき、本格的な撮影にも対応できます。より広く、よりソフトなライティングを実現したい方におすすめのリングライトです。
・商品情報
メーカー名 | ARISEN |
光色 | 無段階調節 |
種類 | スタンドタイプ |
付属品 | リングライト、三脚スタンド、雲台、スマートフォンホルダー、電源アダプター、JP仕様プラグ、取扱説明書、キャリングケース |
サイズ | ライトサイズ:18インチ |
参考価格 | 現在のAmazon参考価格¥9,999※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。 |
YouTuberによく使われているNEEWERの製品で、42W・18インチの大型リングライト。240個の省エネLED電球で、環境にも配慮した作りです。3200Kから5600Kの色温度を変更でき、明るさも簡単に切り替えられます。電源は電源アダプターとリチウムイオンバッテリーの2種類に対応し、幅広い現場での活躍が期待できるでしょう。メイク動画やVlog撮影などにおすすめします。
・商品情報
メーカー名 | NEEWER |
光色 | ウォーム、コールド |
種類 | スタンドタイプ |
付属品 | リングライト、三脚スタンド、ボールヘッドアダプター、リチウムイオンバッテリー、USBバッテリー充電器、スマホホルダー、電源アダプター、キャリングケース |
サイズ | ライトサイズ:18インチ |
参考価格 | 現在のAmazon参考価格¥13,999※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。 |
リングライトを使用する目的を決めても、具体的にどう活用すれば良いのか分からない方は多いかもしれません。ここでは目的別に、具体的なリングライトの活用法やおすすめタイプなどをご紹介します。
自宅で気軽に写真や動画を撮影したい方には、8インチ以下の軽くて小さいタイプのリングライトがおすすめです。このサイズでも、卓上の距離なら十分に効果を発揮できるでしょう。外出先での写真撮影も考えているなら、電源はバッテリーや電池式を選んでください。
ビジネスシーンではないので、親しみを持ってもらえるよう、オレンジ色など低めの色温度で撮影しましょう。明るく健康的な肌色を表現できます。
デジカメなどでポートレート撮影する場合は、斜め上から軽く影を作るようにして光を当て、写真に立体感を出すようなレンブラントライティングという手法があります。しかし、リングライトでの明るく分かりやすい画像を目指すのであれば、そこまでの技術は必要ありません。
もしWebカメラで撮影するなら、衣装の色を暗めにするのをおすすめします。Webカメラが暗い映像だと認識して、より明るい映像に補完してくれるでしょう。
パソコンを使ってオンライン配信する場合に、バストアップでの撮影なら卓上での撮影を想定し、リングサイズが8インチから10インチ程度の製品が向いています。電源はACアダプターを使った給電タイプがおすすめです。配信の頻度が高ければ、金属製のしっかりしたスタンドが付属していると安心して撮影できるでしょう。逆に頻度が低ければ、軽くて収納しやすいスタンドや三脚の方が利便性は高くなります。
全身を映すなら立ち上がったり運動したり、ライトから少し距離を離した撮影が予想されるでしょう。この場合、きれいな映像を撮るための光量を確保するために10インチ以上のモデルを選択したいところです。価格は高くなってしまいますが、余裕のある光量で撮影できます。さらに複数台のライトを用意すれば、動いた際の光量のムラを防げるでしょう。調光機能やデュフューザーを使い、光量を調節しながらしっかり全身を照らしてください。
視聴者に好感が持ってもらえるような映像にするために、光の色は色温度が低めの暖色や混色を選びましょう。瞳の中にできるキャッチライトと相まって、健康的で好かれやすい印象を与えられます。
スマホでの撮影でも基本的には同じですが、スマホスタンドが複数取り付けられている製品を選びましょう。撮影用のスマホはリング中央にセットしても構いませんが、光がまぶしくて画面が見えなくなります。そのため、コメントや映像の確認モニターとしてもスマホを使いたいなら、スタンド部分に2台目のスマホを取り付けると便利です。
スマホを使った配信で、どうしても気になってしまうのがバッテリー問題。リングライトの中には本体にUSBコネクタを搭載していて、充電しながら撮影できるものもあります。長時間配信を考えているのなら、そのような機能を持った製品を選ぶのも良いでしょう。もちろん、モバイルバッテリーで代用も可能です。
テレワーク時などのオンライン会議で使う場合、あまり本格的なものは必要ありません。リングサイズも8から10インチで十分でしょう。仕事で必要なときだけセッティングすることになるので、つけ外ししやすいクリップサイズがおすすめです。
スマホの上部やノートパソコンのフチにさっと取り付けられ、会議が終わったらすぐ取り外して収納できるサイズと重量が理想的。外出先や出張先でも使えるよう、小型で軽量タイプ、電源もバッテリーや電池式を選びましょう。
ビジネスの場なので、光の色は色温度が高めの白色から混色がおすすめです。リングライトを使う際は白飛びしない程度に調光しますが、それよりさらにワンランク落としてもいいでしょう。
リングライトを検討しているなら、使用目的をよく考えて自分に合ったライトを選びましょう。スマホでの自撮り写真やオンライン会議などなら、小型軽量モデルで問題ありません。しかしオンライン配信で全身を映したいなら、ある程度の大きさのライトが必要です。せっかく撮影するのですから、うまくリングライトを活用して、より良い自分の姿を相手に見てもらいましょう。
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