登壇したのは、10月までの期間限定で運営を行っていた「VR ZONE Project i Can」を手がけたバンダイナムコエンターテインメントAM事業部エグゼクティブプロデューサーの小山順一朗氏と、同AM事業部VR部VRコンテンツ開発課マネージャーの田宮幸春氏。テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)を運営する、ユー・エス・ジェイコンテンツ開発室室長の中嶋啓之氏。テーマパーク「東京ジョイポリス」を運営する、セガ・ライブクリエイション取締役施設事業推進部部長の速水和彦氏。ジャーナリストであり、Tokyo VR Startups取締役も務める新清士氏がモデレーターとして進行役を務めた。
ZERO LATENCY VRについて、このシステムは豪州に拠点を持つゼロ・レイテンシーが開発したもので、正式サービス版として導入されたのは東京ジョイポリスが世界でも初めて。速見氏は、いの一番に導入することで話題性や集客につながると判断して導入したと振り返る。もっとも、テスト版で運用していたものは広大なスペースと長時間楽しむものであったため、スペースも時間もコンパクトなものに作り替えたと説明。はじめはVRに興味のあるコアユーザーをターゲットにし、そこからの口コミで一般にも広がっていったという。この流れは狙い通りであったとしている。