ネオスはNintendo Switch用シミュレーション「クレヨンしんちゃん『オラと博士の夏休み』~おわらない七日間の旅~」を7月15日に発売する。人気アニメ「クレヨンしんちゃん」を原作とした完全新作のゲームタイトルで、その開発にはミレニアムキッチンのゲームクリエイター綾部和氏が監督として携わっている。
綾部氏といえば、「ぼくのなつやすみ」シリーズや「怪獣が出る金曜日」など、郷愁を感じるゲームデザインを手がけることで知られていて、本作も「クレヨンしんちゃん」のタイトルを冠しつつ、綾部氏の作品らしいノスタルジックな雰囲気を備え、今年2月の発表後のSNSなどでも大きな話題となった。
このインタビューでは、「クレヨンしんちゃん」と綾部氏のコラボは一体どのようにして実現したのか、そしてそのゲームデザインはどのようにして完成したのか、綾部氏とネオスのプロデューサー長嶋 朗氏に話を伺った。
ミレニアムキッチン代表。2000年発売の「ぼくのなつやすみ」とそのシリーズや、2013年発売の「怪獣が出る金曜日」など、昭和の郷愁を感じられるゲームデザインでファンの支持を集める。本作では監督を担当。
本作の開発における総責任者でプロデューサー。ネオスは「クレヨンしんちゃん」のゲームやアプリをキッズ向けコンテンツとして配信している。長嶋氏はそれらの製作に長く携わっていて、版元とも強い信頼関係を築いている