石川県の形をモチーフにした栓抜きの使い心地は……【写真提供:麦茶(@darkmatter159)さん】
ものづくりに今や欠かせなくなった3Dプリンター。精巧な技術を駆使した立体モデルを制作できるため、さまざまな用途で利用されています。芸術的な作品もあれば、抜群の実用性を誇る逸品まで……。その両方を兼ね備えた「栓抜き」がツイッター上で公開されて反響を呼んでいます。制作者でクリエイター系YouTuberの麦茶(@darkmatter159)さんにお話を伺いました。【動画】3Dプリンターを使うと石川県が栓抜きに変身? スタイリッシュなデザインで使い勝手も抜群 ◇ ◇ ◇
最近は見かける機会が減った瓶ドリンクや調味料。たまに瓶に入ったジュースなどを開けようと思っても、家に栓抜きがなくて困ったことがある方もいるでしょう。麦茶さんもその一人だったようですが、偶然(?)見つけたアイテムで助かったようです。「栓抜きどこだっけ? ってなったけど石川県があって助かったわw」 こんな一文とともに添えられたのは、瓶に入ったポン酢を栓抜きで開けたばかりの写真。しかし、そのゴツゴツしたような栓抜きをよく見ると、石川県の形をしているではありませんか。 思わず笑ってしまいそうなツッコミどころ満載のワンシーンですが、この栓抜き、単なるネタではありません。麦茶さんのYouTubeチャンネル「麦茶」で公開されている企画「3Dプリンターと都道府県」シリーズで、「石川県で栓抜きを作ってみた」と題して作られたものです。 3Dプリンターで石川県を“召喚”するのに要した時間は5時間48分。動画では、完成した重厚感がある栓抜きを早速瓶ビールに使用。すると、見事に開きました。麦茶さんも「めっちゃ使いやすいです」とご機嫌です。 ツイッターの投稿には何と21万件以上の“いいね”が付き、3.2万回以上もリツイートされました。リプライ(返信)には「声出して笑った」「商品化してください」「使える県だ」といった称賛の声が。さらに「僕の故郷がお役に立ててうれしい」「この瞬間ほど石川県を誇りに思ったことはない」「やっぱり石川県って家にあると便利ですか」「七尾(市)がいい仕事してる」と、石川県民と思われる方からのコメントも寄せられて盛り上がりました。