シリーズ B ラウンドで3,000万米ドルを調達してわずか9か月後、香港を拠点とするオンデマンド物流スタートアップの Lalamove は本日(10月11日)、新たに1億米ドルを調達したと発表した。
シリーズ C をリードしたのは、Shunwei Capital(順為資本、Xiaomi=小米社長の Lei Jun=雷軍氏が設立)で、これに Xiang He Capital(襄禾資本)や MindWorks Ventures(概念資本)などの既存投資家が参加した。同社がこれまでに調達した資金総額は公表されたもので1億6,000万米ドル、この業界では最高額の部類に入る。
同社で国際事業を率いる Blake Larson 氏も以前、Tech in Asia に対して補助金とは縁のない戦略について語ってくれた。実際、同社の経営は効率的で、100都市で社員は1,500名しかいない。彼によると、中国では「何百社」という同業他社がしのぎを削っていたが、値下げ合戦を経てほとんどが共倒れしてしまったという。