Engadget Logo
エンガジェット日本版 新型PS VRのプロセッサーユニットは従来ヘッドセットと非互換。HDRパススルーには要買い替え
Engadget Logo
エンガジェット日本版 新型PS VRのプロセッサーユニットは従来ヘッドセットと非互換。HDRパススルーには要買い替え
沿って デジタル
20 Oct 22
ただの実質値下げと思いきや、実は改良型の新モデルだった PlayStation VR (CUH-ZVR2)の話題。新モデルではPS VRヘッドセットとPS4のあいだに挟まるプロセッサーユニットが新しくなり、従来モデルのユーザーを悩ませた「HDRパススルー」に対応したのが主な改良点のひとつです。改良型のHDRパススルー対応が判明して以来、対応テレビとPS4を接続したい従来モデルのユーザーからは、プロセッサーユニットだけでも有償で販売して欲しいとの声があります。しかし新旧型はケーブルの形状が違い、交換しても使えないことが分かりました。
「HDRパススルーって何?」を念のため解説すると、ここでいうHDR(ハイダイナミックレンジ)とは、映像の色を示す信号を拡張した規格。対応コンテンツを対応テレビに映せば、明暗や色の範囲や階調が広がり、ゲームや動画の色がより繊細に鮮やかになります。プレイステーション4は通常版も上位版のPS4 Pro もこのHDRに対応しており、最近の4KテレビなどHDR対応ディスプレイに映せばもっと美しく楽しめます!と対応ゲームやコンテンツをアピールしてきました。PS VRをまだ買っていないかたのために、PS VRの構成についても軽く触れます。PS4は映像出力が1系統しかないため、PS VRではまずPS4の映像出力を「プロセッサーユニット」につなぎ、そこからテレビとPS VRヘッドセットにケーブルを分岐させることで、テレビでもヘッドセットでも映像が見られる構成です。このプロセッサーユニットは、テレビにVRヘッドセットと同時に映像を映すソーシャルスクリーンや、空間音響の演算を担当しています。