部屋の床掃除を肩代わりしてくれるロボット掃除機は、どんどん進化している。障害物や段差に引っかかったり、落ちたりしないようにしながら、部屋をまんべんなく掃除できるようになってきた。
各メーカーはロボット掃除機の賢さと多機能さを追求し続けてきているわけだけれど、それでも掃除を実行するときには、人間の手による前準備がまだまだ必要だったりする。障害物になりそうなものを片付け、吸い込めそうにない大きなゴミをあらかじめ取り除いておく、「儀式のような作業」が要るから面倒だと思う人もいることだろう。
2021年4月にエコバックスから公式オンラインストア限定モデルとして登場した「DEEBOT(ディーボット) N8 PRO+」は、その点で気になる性能を備えている。1台で吸引と水拭きの両方に対応するほか、ゴミ捨ての手間を省ける自動ゴミ収集機もセットになったいわばフル装備のハイエンドなモデルだが、面白そうなのは「True Detect」という3Dで物体を認識して回避する技術を搭載していることだ。
どうやら小さな物体も高精度に検出して、回避しながら隅々まで掃除するらしい。その性能によっては、最初に必ず発生していた面倒な儀式(片付け)を省ける可能性もある。果たして、どこまで見分けて効率よく掃除してくれるものなのか、確かめてみることにした。
機能は豊富ながら、価格は84,800円。さらに9月4日(土)20時~9月11日(水)25時59分の期間限定で、楽天スーパーセールにて通常価格より1万円以上安価な72,400円で販売されることにも注目だ。