テレビ朝日の情報番組などで取り上げられたという「誰でも体操選手3Dアバター」ソリューションでは、スマートフォンを使って簡単な撮影だけで3Dモデルを作成できる。
また、作成した3Dデータは、スマートフォン上でダンスをさせたり、体操競技の「つり輪」をARでさせたりできる。
今回は、筆者もアバターを作成してみた。
作成時、「顔」と「身体全体」を撮影する。担当者から事前に説明を受けていたこともあり、撮影自体は非常にスムーズに終了した。
顔は左右上下からのデータを撮影する。シャッターを切るなどの操作はなく、画面表示にしたがって顔の向きを変えることで自動的に撮影される。
全身の撮影では、カメラをスタンドに固定し、肩幅程度に足を広げて撮影する。360度の写真を撮影するため、被写体自身が身体を10秒かけて一周すると撮影できる。
筆者撮影時は8秒あたりから駆け足で回転してしまったが、うまく撮影できているようだった。
アバターの生成は、クラウド上で5分程度で作成が完了する。生成のためにデータを送信するため、少々時間はかかるが、画像の解析と生成はクラウド上で行うため、ユーザーのスマートフォンのスペックが低くてもアバターを生成できるという。
作成されたアバターでは、服のしわなども再現されており、キレッキレのダンスを踊らせることができる。
ソフトバンクでは、今回の技術協力の成果をふまえ、ユーザーの声を拾いながら今後の活用を模索するとしている。