abn長野朝日放送
スキー場に設置されたカメラがスキーヤーを自動で追尾し撮影します。菅平高原でスキー客を呼び込もうと新しい取り組みが始まりました。上田市にある菅平高原スノーリゾート。裏太郎ゲレンデのリフト乗り場にカメラが設置されています。「SAVREQ(サブレック)」と呼ばれる自動撮影システムです。4Kの高解像度カメラを使って、スキーヤーやスノーボーダーをAIが自動で追尾し録画します。この「SAVREQ」、利用方法はいたって簡単です。まず初めにスマートフォンでQRコードを読み取って撮影画面を起動します。撮影秒数などを設定し、録画ボタンを押すだけです。滑り終わった後、映像はすぐに確認出来ます。動画をダウンロードしてSNSなどに投稿して楽しむことも可能です。しかも今シーズンは無料!「SAVREQ」は通信設備工事やITソリューションを展開している「TOSYS(トーシス)」が開発しました。今後、オンラインレッスンで活用することも計画されています。TOSYS 井川知彦さん「自分で撮影した動画をスキー学校に送って先生のアドバイスをもらうことが出来る」スキー場も期待を寄せています。菅平高原スノーリゾート 縵沢(ぬたざわ)和也さん「なかなかスキースクール入るのは敷居が高いようなイメージもあるので、まずはちょっとどこがおかしいのとか簡単にオンラインレッスンで使えたらなと思って導入を進めた」実はこのシステム、ゴルフでも応用できます。自分のスイングをチェックする時などに役立ちます。利用者「あ~左側に打った後に流れていく瞬間があるので、まっすぐ打ってないのが実感出来る」利用者「あ~ダメですね。頭の中のイメージと実際見た感じが全然違う。気付きが分かっていい」今後は、野球やテニスなど様々なスポーツにも応用が期待されています。