“冒険”や“発見”をメインテーマとした「東京ディズニーセレブレーションホテル:ディスカバー」のロビーには、東京ディズニーリゾートの各エリアを代表するアトラクションのデコレーションが満載。これからパークへ向かうゲスト、パークで1日中楽しみ、思い出をたっぷり作って帰って来たゲスト両方が笑顔になれる空間となっている。広々としたスペースには、人気アトラクションをモチーフとしたアートや家具が並んでおり、チェックインまでのひとときや、ちょっとのんびりしたいときなどはもちろん、フォトスポットとしてもお勧めだ。
アトラクションをイメージしたソファとテーブルが並んだロビーエントランスから入ると、冒険家に扮したミッキーマウスのスタチューがゲストをお出迎え。「東京ディズニーセレブレーションホテル:ウィッシュ」では、ミニーマウスのスタチューがお出迎えしてくれるため、まさに“2棟で1つ”な演出だ。
木彫り風のミッキーマウスはクーンスキンキャップをかぶりカヌーに乗り込み冒険中。パドル片手に、波を操り次の目的地へと向かっているような雰囲気だ。なお、よく見るとカヌーにビーバー風のイラストも。そしてミッキーマウスのスタチュー前には東京ディズニーランドの「クリッターカントリー」のアトラクション「ビーバーブラザーズのカヌー体験」でおなじみのカヌーをイメージしたソファが。まわりには小さな樽も並び、これから冒険に出る、または冒険中のゲストにしばしの休息を与えてくれる。
ミッキーマウスのスタチュー。勇ましいポーズで冒険中のミッキーマウスのスタチューがホテル到着のゲストを出迎えてくれる体力勝負の「ビーバーブラザーズのカヌー体験」をイメージしたソファ。パークで仲間たちと約10分間必死でパドルを漕いだ思い出が蘇るはずカヌーのまわりには小さめサイズの樽モチーフのチェアと木箱のテーブルもそして、向かって右側は東京ディズニーランドの「ウエスタンランド」の大人気アトラクション「ビッグサンダー・マウンテン」をイメージしたエリア。鉱山列車をイメージしたソファと、アトラクションに並んでいるときに目にする大きな樽をモチーフとしたテーブルがあり、ソファに座った途端に無人の廃坑を猛スピードで駆け抜けたときのスリルと心地よい風が吹き抜けるような感覚に。ソファをよく見るとヴィークルのように年期が入っていたり、一つ一つにしっかりと車輪が付いていて、今にも動き出しそうな雰囲気だ。
「ビッグサンダー・マウンテン」のヴィークルをイメージしたソファと樽のテーブルしっかりと車輪もあり、このまま岩山を駆け抜けそうな雰囲気そして左側には東京ディズニーシーの「メディテレーニアンハーバー」のレストラン「マゼランズ」や「フォートレス・エクスプロレーション」をイメージとしたエリアも。15~17世紀の大航海時代を彷彿させる大きな地球儀が鎮座。偉大な探検家マゼランに敬意を表して名付けられたレストラン「マゼランズ」の重厚な雰囲気そのままに、どっしり座れるソファや、ルネッサンスをイメージしたゆったりめのチェアが並んでいる。
「マゼランズ」の地球儀とソファ周辺。深めにゆっくり座れるソファやチェアが揃うアンティーク調の地球儀は好奇心を湧き上がらせ、冒険や発見の旅へいざなってくれるまた、キッズエリアにもこだわりが。ジャングルをイメージしたような深いグリーンのカラーリングと大きな岩の形をしたソファが点在している。縄で作られたカーテンも雰囲気たっぷり。チェックインやシャトルバスを待っている間は、ここに座ってディズニー・アニメーションを観よう。
うっそうと緑が生い茂ったような深いグリーンの絨毯の上にはゴロッとした岩モチーフのソファ。テレビではディズニー・アニメーションを放映中“冒険”や“発見”をテーマにデコレーションされた美しいアートたちにも注目したい。「ビッグサンダー・マウンテン」エリアのサイドのステンドグラス風のアートパネルには、「東京ディズニーランド」のアトラクションが描かれている。
それぞれ「スプラッシュ・マウンテン」や「ウエスタンリバー鉄道」、アメリカ河を雄大に進む「蒸気船マークトウェイン号」、そしてサボテンや花々とともに「ビッグサンダー・マウンテン」の風景を楽しめる。3枚で1つの作品のように見えるのも見逃せない。また、アトラクションに乗ると分かるモチーフが多く描かれており、眺めているだけでも発見がたくさん。時間があるならばじっくり観てみることをお勧めする。
水車なども描かれのどかな雰囲気の「スプラッシュ・マウンテン」のアートパネルアメリカ河を行く「蒸気船マークトウェイン号」のアートパネルサボテンやテント、子育て中の鳥をはじめパークのさまざまなアトラクションに乗ると分かるモチーフが満載の「ビッグサンダー・マウンテン」のアートパネルアメリカ河の水面が3枚ともあり、1枚ずつでも美しいが3枚一組で一つの作品のようにも見える「マゼランズ」や「フォートレス・エクスプロレーション」をイメージしたエリアの側には「東京ディズニーシー」をメインとしたアートパネルがずらり。「メディテレーニアンハーバー」の「ヴェネツィアン・ゴンドラ」や「ポンテ・ヴェッキオ」など美しい場面や風景がギュッと1枚に詰め込まれている。
また、中央にはフォートレス(要塞)やガリオン船、印象的な噴水なども。そして最後の1枚には「アメリカンウォーターフロント」にそびえ立つ「タワー・オブ・テラー」が。一見ゆったりとした雰囲気にも見えるがタワーに雷が落ちたり、呪いの偶像シリキ・ウトゥンドゥの姿もあるなどスリリング。この3枚も水面が描かれており1枚で観ても楽しめるが3枚一組で観賞しても楽しい。
「ヴェネツィアン・ゴンドラ」をはじめ「東京ディズニーシー」の印象的な景色をメインとしたアートパネル「フォートレス・エクスプロレーション」付近の噴水など、散策で見つけられる風景がたっぷりの中央のアートパネル「タワー・オブ・テラー」を中心に描かれた「アメリカンウォーターフロント」のアートパネル。こちらも3枚一組で観てみるもの楽しいロビーの柱の横には両パークのアトラクションにまつわる貴重なミニチュア模型が飾られている。実際にアトラクションを生み出す際に制作された模型や今回新たにホテルオープンのために制作された模型までじっくりと観ることができる。
東京ディズニーシーからは「ポートディスカバリー」の「ホライズンベイ・レストラン」のために制作された「Sunfish Watercraft」を展示。マンボウ型の潜水艇は未来的でありながら、懐かしさも感じる造型が特徴。スクリューが魚の尾の形をしているなど実際の生き物の形を元にデザインしている部分にも驚かされる。
「センター・オブ・ジ・アース」からは「地底走行車」の模型を紹介。地底世界を冒険する際に乗り込むヴィークルを360度どこからでもたっぷり観察することができる。座席シートのぷっくり感や、車体の傷や擦れにいたるまで細部に渡ってこだわりの造型を堪能しよう。車体の後ろのタンクなど、乗るだけではなかなか気付かない部分までじっくりと観たい。
「ホライズンベイ・レストラン」のために制作された「Sunfish Watercraft」ことマンボウ型の潜水艇地底探検の際に乗り込む「地底走行車」の模型を展示。前輪と後輪の車輪カバーの有無など乗るだけでは気付けない部分を楽しめるそして、東京ディズニーシーを1周できる「ディズニーシー・トランジットスチーマーライン」の模型も展示。外輪やスクリューをはじめ普段は水の中に隠れている部分も観ることができるのはうれしい。船に積まれた荷物や、浮き輪、座席、質感も含めその精巧さは目を見張るほどだ。
そして、ジオラマ的な作品も展示されている。東京ディズニーランドの「アドベンチャーランド」に位置する「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」の水浴びをするゾウたちだ。アトラクションではおなじみの“あのシーン”を再現。今回のホテル開業に合わせて新たに制作された貴重な作品だ。
東京ディズニーシーを海側から楽しむのにもってこいの「ディズニーシー・トランジットスチーマーライン」。実際にパークでじっくり本物を観たり、乗りたくなってくる「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」のワンシーンを再現。ゾウに近づきすぎて水をかけられないように!さらにフロントデスクアートやゲストサービスデスクアートにもパークのさまざまなアトラクションや風景がたっぷり。フロントデスクアートには、東京ディズニーランドの「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」のゾウの水浴びから、「カリブの海賊」のオウムの海賊、そして「魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ!”」の鳥たち、そして東京ディズニーシーの「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」の古代遺跡や「レイジングスピリッツ」の古代神の石像が描かれワクワク感溢れるアートとなっている。隠れミッキーらしきシルエットもあるので探してみよう。
フロントデスクアート「アドベンチャーランド」や、「ロストリバーデルタ」など木々が生い茂る未開の土地に、ジャングルに住む愉快な仲間たちがたくさんのフロントデスクアートゲストサービスデスクは未来的な雰囲気が漂うアートがポイント。東京ディズニーランドの「トゥモローランド」の「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」や「スペース・マウンテン」、東京ディズニーシーの「ミステリアスアイランド」で整備中の潜水艦“ノーチラス号”や「ノーチラスギフト」、「ポートディスカバリー」の“マンボウの潜水艇”、さらには「アメリカンウォーターフロント」の“S.S.コロンビア号”など“冒険”や“発見”に関係するアトラクションや乗り物が並んでいる。
ゲストサービスデスクアート未来のマリーナやエリアを中心に“冒険”や“発見”をテーマにしたアトラクションが並ぶゲストサービスデスクアート